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『​導入の続き』

22:00頃、あなた達は6人揃うと、匿名のメールアドレスから送られてきたURLのワールドに飛んだ。

そのワールドは海と砂浜に囲われており、ただ木が何本か生えているだけの小さな島だった。

リュミエール結成時にロビーワールドとして使っていた世界がそこにあった。2年ほど前の、懐かしい思い出がよみがえってくる。

あの頃はまだ寂れており、アカとここに居る人以外誰もいなかった。しかし、それでもあなた達はVRを広めようと、懸命に活動を始めた。

全員がミドさんからのアドバイスを受けて効率的に動き、クロハとアカが告知活動でネット中を飛び回り、人を集める。モモは心の底から楽しいと思えるようなイベントを立てて盛り上げ、アオニキがみんなを引っ張って方針を立てる。シロダは皆が驚くような開発を行い、結果としてSVRというデバイスを作り上げた。

がむしゃらに活動していた、良い思い出だ。

今はそんな活動が実を結び、SVRの開発がグループとしての成果と認められ、現実で賞を取ることとなった。

今まで積み重ねてきた努力が、報われたと言っても過言ではないだろう。

一カ月後にある授賞式にも、誰かが出ることになっている。

そんな淡い思い出と、希望に浸りながらも、ワールド内を見て回ることにした。

6つの椅子が近くにあった。座れと言わんばかりの椅子に全員が座ると、ピコンという機械音が砂浜の方でする。

気になって見てみると、看板が出現したようだ。

水平線の少し上、この世界の沈まぬ夕日が、あなた達を照らしていた。

……ということで、あなた達はVRのワールドに来ています。

看板には、「皆さんにプレゼントがあります。見つけ出して、貰ってくれると嬉しいな」 アカ

と、書かれていました。

 

今から5分間、宝探しを行っていただきます。このページを最後まで読んでから、

下にある手紙のプレゼントをそれぞれ一つ見てください。(被りは不可です)

キー君は宝探しを行いません。何か考え込んでいるようです。

皆さん全員がそれぞれ一つ見た後、余った一つをキー君が見つけてきて、公開してくれます。

今から5分間自由に話し合ってください。

その中で、どのプレゼントを受け取るか話し合うことを推奨します。

また、他人の見つけた(見た)プレゼントを見る場合は、必ず相手の確認を取ってください。

また、ここから密談(全員と離れて2人でひそひそ話をすること)も可能ですがあまりお勧めしません。

​プレゼントは画像をタップ(クリック)すると見ることが出来ます。

22.png
努力家な君へ
自信がない君へ
5分間の話し合い -
00:00
気が利く君へ
​一匹狼な君へ
​皆に連絡してくれた君へ
​穏やかに見守る君へ
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